2008-11-18(Tue)

Oracle VM Managerの仮想化 VMゲストOS化

Oracle VM を実行するためには、通常

Oracle VM Manager(Oracle Enterprise Linux)
Oracle VM Server

の最低2台が必要であるが、Oracle VM Manager自身を仮想化することにより1台での運用が可能となる。

ただし、実際には、Oracle VM Managerが死んでしまうとOracle VM Serverの稼働状態がGUIで確認できないため、Oracle VM Server 2台の構成としてどちらのマシンからでも仮想化されたOracle VM Managerを起動できるようにしておくと良い。

実際Oracle VM Managerは仮想サーバの構築や管理に便利ではあるが、無くてもOracle VM Server上の仮想OSは動き続けることが出来、更にTelnetなどで接続し、コマンドにより仮想OSのコントロールは可能であるため、普段は動いていなくても良い。

というところで、Oracle VM Managerを動作させるマシンは仮想OSで十分と思われる。
仮想化マシンのOracle VM Managerのメモリも512M程度に縮小してもOKだった。

このOracle VM Managerを仮想化することにより1台マシンに余裕が出来るため、その分、Oracle VM Serverとすればより汎用性が向上する。

仮想化の方法として、3つ検討した。

1.仮想OSとしてOracle Enterprise linux をインストールまたは、テンプレートダウンロードで稼働させ、Oracle VM Managerをインストールする。
  その後、Oracle VM Manager のデータベースをバックアップ、リストアする。

  この方法は、リストア時にOracle データベースユーザ SYSのパスワードを聞いてくるが、これが正常に登録されていないか、全く不明で、リストア出来なかったため断念した。

2.GHOSTやDDコマンドを利用して、既存のOracle VM Manager物理マシンのハードディスククローンを作り、Oracle VM 2.1.2 からサポートされたP2V機能を利用して仮想化する。
  このP2V機能は、物理マシン(ハードディスク)をOracle VM Server のCDブートで仮想化するものであるが、イメージはOracle VM Managerで受け取る必要があるため、Oracle VM Managerマシンのクローンが必要になる。

  この方法は、Oracle VM Manager が標準でLVMを利用したHDD構成でインストールされており、そのままのクローンでは正常にボリュームを認識できなかった。再構成で稼働も出来るのでないかと思われるが・・。

3.1と同様にOracle VM Managerを仮に稼働させ、Oracle VM Managerの物理マシンを直接P2Vで仮のOracle VM Managerへ吸い込ませイメージ化した。
 仮のOracle VM ManagerとはいえServerPoolとOracle VM Serverを登録する必要があり、既存のOracle VM Serverを正規のVM Managerと2重登録になるが、仮のManagerへも登録した。
 この登録は後に登録したVM Managerの方が有効となるようで、改めて正規のVM Managerへ認識させる必要があったが、これは、サーバを指定しeditの後でapplyで簡単に再登録、再認識が出来た。

このP2Vの機能は簡単で使いやすい。詳細は別途公開。

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